JP MorganCEOの発言から4日、ある事実が判明
「ビットコインは詐欺だ!」
「ビットコインを買ったやつが社内にいたらクビだ!」
米大手銀JPモルガン・チェース(JPM.N)のジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)が先日発言した内容ですが、
その後JPモルガンのグループ企業JP Morgan Securities Ltd.が行った行動が判明し、世界中の人々は唖然とさせられました。
ビットコインは買わないけど取引所の証券は買うMorgan Securities Ltd.
一部の期間だけが発行しているビットコインベースのETN(Bitcoin exchange-traded-notes)と呼ばれる証券があるのですが、これはビットコインの価格変動による影響を受けにくいため、投資家や財務管理会社には人気の高い投資手段なんだそうです。
ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)の「ビットコインは詐欺!」発言の後、どうやら関連会社であるJP Morgan Securities Ltd.はこの証券を大量に購入していたようです。
やってる事からすると、こういう事になります。
「ビットコインは詐欺でも、ビットコイン取引所の証券を買えばいいじゃない」
by JP Morgan Securities Ltd.
お、おぅ
た、確かにビットコインの価格は安定しないので、投資としても価値としても疑問が出るのはわかります。
しかし、仮にも会社のトップが「ビットコインは詐欺だ」と発言したにもかかわらず、証券とはいえビットコイン関連の会社のものを買いこむとは・・・
この動きのためかETNは15~20%近い価値の上昇があり、証券取引会社であるJP Morgan Securities Ltd.は大きな利益を得る結果となりました。
なんかね・・・
トップの言っている事と、関連会社のやることがチグハグじゃねーかw
というツッコミどころ満載な出来事です。
JPモルガンチェース銀行は5月にZcashとの提携を発表していたこともありますし、JPモルガンの関連会社もブロックチェーンプロジェクトに大きな興味を示しています。
つまり傍から見ると、今回の件はビットコインだけを狙い撃ちしたような発言に見えても仕方のないことです。
ビットコインは詐欺!でもZcashは大丈夫さ!
とでも言いたかったんでしょうか? うん、謎の理論。
多くの人はビットコインには価値があると認めており、パニック後の市場は再び安定。
今回の一連の流れを受け、
「ジェイミー・ダイモンの発言のせいで市場がパニックになった!責任を取らせろ!」
「これこそ詐欺じゃねーか!やつを刑務所へ送れ!」
などとビットコインを支持する様々な国の人々から痛烈な批判が相次いでいるようです。
なんだかなあ・・・・
情報ソース>>ボスがBitcoinを「詐欺」と呼んだ後 – JPモルガンがディップを買う
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