Bitmainが開発した、新型ASIC、Antminer E3が市場を荒らす
Bitmainが販売予約受付を開始した新型イーサリアムASIC Antminer E3が物議を醸しだしています。
問題になっているのはこの新型マシン。
これはBitmainがイーサリアム、イーサリアムクラシックをマイニングするために開発されたもので、従来のものの250%もの処理速度を持つ凶悪なマシンという事です。
このマシンに何が問題があるかというと、
Bitmainがマイニングの大部分を牛耳る可能性がある。
という事です。
下の図をご覧の通り、1月ごろからイーサリアムのハッシュレート(処理速度)は急激に上がっていて、BitmainはすでにこのASICをマイニングに導入しているとみられ、マイニング利益の割合を増やしているとみられています。
処理速度が上がる事は、一見するといい事のように思えますが、
一部のマイナーがハッシュの大部分を握ってしまう事は、今後も大きな影響力を持ってしまうことになります。
仮にBitmainがイーサリアムコミュニティ側の意見に反対し、悪意を持って何かを仕掛けた場合、急激にハッシュレートが悪化したりで市場が大混乱に陥る可能性があります。
ビットコインの時にも大きな影響力を持ち、Segwitを導入させようとしたり、ビットコインコアの権利集中に反対し、音頭をとったりと、暗躍してきたマイニング企業Bitmain。
発言力を増そうとしたりしていたのは去年の事なので記憶に新しいかと思いますが、裏側でしっかりと自分たちの影響力を強めようとしている画策しているわけですかね。
相変わらずの自社利益のみを第一に考える商売人だな、ジハン。さすがだぜ!
これは、ある意味見習うべき図太さです。
対するイーサリアム開発者の一人であるPiper Merriamは、新型イーサリアムASICのマイニングを廃止し、マイニングを分散し安定化できるようにする提案を出しています。
これはイーサリアムコミュニティの間で95%以上の支持を集めており、コミュニティはBitmainによる集中的なマイニングを嫌っているようです。
イーサリアムの創始者Vitalik Buterinも、このASICに関しては否定的な発言をしており、もしもBitmainが悪意をもって行動を起こし始めた場合、イーサリアムに導入するキャスパーの開発を急ぎ、これを防ぐための行動をすると話しています。
Vitalik Buterinは、従来のGPUベースのEthereumマイニングと比較して、BitmainのAntminer E3(最初のEthash ASIC鉱夫)の広告仕様が約250%の効率係数を示していたことを踏まえ、ASICに関する戦争の複雑さは現在正当化できていないと述べた。
「誰もがアップグレードすることは、かなり混沌とし、より重要なことを損なう可能性が高い。だから、この時点では私は個人的に行動を起こさないようにしている」
「最悪のシナリオは基本的にBitMainがある期間、Ethereumネットワークの大部分を制御するようなものです」
これはBitcoinではありません、そうですよね?鉱夫はここで管理されていません。彼らが過半数のハッシュパワーを持ち、悪に使うことを試みる日が来たら、基本的にはキャスパーの開発をスピードアップするだけです
1年ぐらいおとなしい時期が続きましたが、
Bitmainの中身は相変わらず変わっていないようですね。
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