CNBC「スクアック・ボックス」の司会者であるジョー・カーネンは、Facebookが発行を予定している「リブラ」に対して、
「いや、ドルに連動する通貨なんて仮想通貨って言わないでしょ」
という趣旨の発言をした後、ビットコイン支持派から
すげえ正しい。神。
などと称賛を集めています。
暗号資産とは、そもそもどこの国にも属さない、完全に独立したものとして登場したのが始まりです。それからイーサリアムやリップルといった様々な通貨が誕生したわけですが、そのほとんどはそういう類のものであり、価値は大きく上下します。
利用するという観点から考えた場合は、通貨に紐づけられた暗号資産は安定した価値を持つように思われます。
しかし、価値の保全という点では疑問符が付くものが多いです。
例えばベネズエラで発行されたペトロ。
これは石油に裏打ちされた暗号資産として登場したわけですが、登場後に現地通貨ボリバルとの取引が可能になったものの、ボリバルの通貨切り下げと同時にペトロの対ボリバルの価値も大きく変動してしまいました。
ようするに、政情が不安定になればその暗号資産の価値も上下してしまう可能性があるわけです。
この点、Facebookのリブラは世界でも最も強い通貨である米ドルに裏打ちされているので、比較的安心とは思えます。なので利用としてはしやすいと思います。
ただ、正直に言うとリブラを使うのは米ドルを使うのと大差がないというわけです。
それなら米ドルでいいんじゃ?と思われますし、反米意識の高い国からすると、米ドルの代わりともいえるリブラを自国民に取引させようなんて思わないでしょうね。
使える国が限られてしまうなら暗号資産の存在意義からはズレてしまっているわけで。
こんな身もふたもないようなことを言ってしまっているわけですが、個人的にはFacebookにはリブラプロジェクトを頑張ってほしいと思っています。将来的に、リブラとビットコインの取引が可能になればと思うので。
ただ、投資としては全くナシだな・・・。
価値が変わらないものにお金を入れておく必要なんてないですしね。
というわけで、いろんなところで賛否両論の声が聞かれてきますけど、生暖かい目で見ておけばいいんじゃないかな?と思いますよ。
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